≪学校行事≫『成道会』が執り行われました。

１２月８日(金)　成道会が執り行われました。

今から２５００年以上昔、シャカ国の王子として生まれ、恵まれた環境に育ったお釈迦様は、青年期を迎え、世の真理を探究したいという強い思いから出家を決意しました。修行と瞑想の中で、数々の悪魔の誘惑に打ち勝ち、６年を経て最高の境地である「悟り」を得て仏陀（覚者）となられました。

成道会とは、お釈迦様が困難の一つ一つに打ち勝ち、「悟り」を開かれたこと（成道）を記念しておこなう法会です。

導師の目黒先生からは、お釈迦様の成道と、その後の教えに学ぶ法話を頂きました。人は元来苦しみの中に生きるものであり、その苦しみは、極端なこと（贅沢を追い求めることや、反対に過度な苦行をおこなうこと等）を追求しても消えることはなく、丁度いい加減、中道によって救われること。「自分が自分が」という自己本位の考え方や、「渇愛」＝「無いものを手に入れたいと求めること」、「無明」＝「手に入れることができないこと自体を知らないこと」が、因果の道理を乱し、さらに苦しみを引き起こすこと。「八正道」という、八つの「正しい」、「適切な」道を精神的な指針として生きることが大切であること等が説かれました。

「法楽」では、ＩT企業役員で、お笑いタレントでもある厚切りジェイソンさんが「投資」について講演されました。投資を始める前の基本的な考え方や、どのようなものに投資するのがお勧めか等、随所に笑いを取り交ぜながら、わかりやすく解説してくださいました。また、生徒からの様々な質問にも、丁寧に答えてくださいました。