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≪学校法人大乗淑徳学園×東京薬科大学≫高大連携協定を締結

学校法人大乗淑徳学園が設置する「淑徳中学高等学校」、「淑徳巣鴨中学高等学校」、「淑徳与野中学高等学校」の3校と、「東京薬科大学(東京都八王子市 学長:三巻祥浩)」は、高大接続連携教育を推進し、在籍する中学生、高校生に対して「実学を重視した教育を通じて、医療、創薬、プラネタリーヘルス分野で活躍する人材を育成する」ことを目的に、2025年2月21日(金)、東京薬科大学にて高大連携協定を締結しました。

グローバル化の進展、科学技術の革新、国内における生産年齢人口の急減といった社会の変化に対応し、新たな価値を創造できる人材を育成し、薬学・生命科学分野を始め、理系分野への興味関心を引き出し、未来へとつなげるよう、生徒一人ひとりの才能や個性、可能性を最大限に引き出すために緊密な連携をとりながら、将来の可能性を広げる教育を展開してまいります。

今後、以下のような取組みを通じ、優れた高等教育に触れる機会を持つことによって生徒がより一層学びを深めると共に、将来の人生を考える機会を作りたいと考えます。

1. 生徒の薬用植物園や資料館の見学や薬学科や生命科学科の実験への参加
2. 大学で実施される最先端の医療、生命科学分野の講義、本格的な機器での実験への参加
3. 大学から講師を派遣していただき、医療、環境に関わる出張講義や進路相談の実施

■淑徳巣鴨中学高等学校 校長 矢島勝広のコメント
「本校の生徒に対して、文系分野ばかりでなく、より広く理系分野への関心も高められるよう、気づきの心をしっかりと育てていきたいと考えています。そのためには、生徒の視野を広げ、将来の可能性を広げる教育が不可欠です。特に、薬学や医学の現場を実際に見て学ぶ機会を提供することで、より実践的な理解を深め、生徒が自らの進路を主体的に考えられるような環境を整えていきます。生徒一人ひとりが持つ能力を最大限に引き出し、未来へとつなげていくことは、私たちの使命です。そのためにも、このような貴重な機会を積極的に活用し、より充実した教育を推進していきたいと考えています。」

■東京薬科大学 学長 三巻祥浩 氏のコメント
「本学の薬学部は、1880年の創設以来、我が国最古の私立薬学教育機関として薬剤師教育に携わってきました。特に6年制への移行後は、臨床実践能力、研究能力、そして問題解決能力を兼ね備えた学生の育成に注力しており、これまでに多くの優秀な人材を社会へと輩出してきました。卒業生は薬局や病院だけでなく、製薬企業や行政など、幅広い分野で活躍しています。また、1994年に我が国で初めて設置された生命科学部では、学生の潜在的な研究力を引き出す教育に力を注いでおり、毎年半数以上の学生が大学院に進学しています。これにより、医療、環境、食品、IT関連など、多様な分野で活躍できる研究者・技術者の育成を進めてきました。
今回の協定締結を機に、薬学および生命科学の分野における優秀な人材の育成に一層貢献できるよう、さらなる教育・研究の発展を目指してまいります。」

(大乗淑徳学園ならびに東京薬科大学出席者一同)